南九州市議会 > 2014-12-12 >
12月12日-03号

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  1. 南九州市議会 2014-12-12
    12月12日-03号


    取得元: 南九州市議会公式サイト
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    平成 26年 第 5回定例会(12月) 本会議3号     (12月12日)   出席議員     20名1番議員  西   次 雄        13番議員  蔵 元 慎 一2番議員  内 園 知恵子        14番議員  山 下 つきみ3番議員  吉 永 賢 三        15番議員  深 町 幸 子4番議員  伊瀬知 正 人        16番議員  下 窪 一 輝5番議員  蓮 子 幹 夫        17番議員  浜 田 茂 久6番議員  亀 甲 俊 博        18番議員  竹 迫   毅7番議員  塗 木 弘 幸        19番議員  今 吉 賢 二9番議員  松久保 正 毅        20番議員  森 田 隆 志10番議員  東   兼 喜        21番議員  満 留 秀 昭11番議員  加治佐 民 生        22番議員  菊 永 忠 行   欠席議員     0名─────────────────────────────────── 地方自治法第121条による出席者市     長  霜 出 勘 平    財 政 課 長  金 田 憲 明副  市  長  鶴 田 康 夫    企 画 課 長  下 薗 宏一郎教  育  長  中 村 洋 志    商工観光 課長  塗 木 博 人総 務 部 長  上 野 勝 郎    福 祉 課 長  山 脇 勝 次市民福祉 部長  東     篤    健康増進 課長  石 田 俊 彦建 設 部 長  下之薗 博 幸    福祉 事務所長  古 市 博 信農林水産 部長  福 留   保    耕 地 課 長  吉 満 峰 治会 計 管理者  新 留 育 男    茶 業 課 長  大 坪   力教 育 部 長  堂 園 政 利             菊 永 克 幸頴 娃 支所長  松 窪 義 高    水 道 課 長  尾 込 福 蔵知 覧 支所長  西 野 栄一郎    文 化 財課長  日 置 健 作川 辺 支所長  神 薗   誠    ─────────────────────────────────── 事務局職員出席者事 務 局 長  中 薗 浩 二    議 事 係 長  樋 渡 孝 宏庶 務 係 長  菊 永 隆 信    議  事  係  霜 出 雅 邦  第5回定例会議事日程(第3号) 第 1.会議録署名議員の指名 第 2.議案第66号     土地改良事業計画変更について 第 3.議案第67号     土地改良事業の施行について 第 4.議案第75号     知覧特攻平和会館条例の一部を改正する条例の制定について 第 5.議案第76号     南九州市立幼稚園保育料等徴収条例の一部を改正する条例の制定について 第 6.議案第77号     南九州市農業集落排水処理施設条例の一部を改正する条例の制定について 第 7.議案第78号     平成26年度南九州市一般会計補正予算(第8号) 第 8.議案第79号     平成26年度南九州市国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号) 第 9.議案第80号     平成26年度南九州市介護保険事業特別会計補正予算(第3号) 第10.議案第81号     平成26年度南九州市簡易水道事業特別会計補正予算(第2号) 第11.議案第82号     平成26年度南九州市公共下水道事業特別会計補正予算(第2号) 第12.陳情第 7号     消費税10%の増税実施は国に対し延期でなく中止を求める陳情書 第13.陳情第 6号     手話言語法制定を求める意見書の提出を求める陳情書 追加日程第1.発委第 4号     「手話言語法(仮称)」制定を求める意見書の提出について 第14.議案第83号      南九州市名誉市民の称号を贈ることについて 第15.議案第84号     南九州市長及び副市長の給与等に関する条例等の一部を改正する条例の制定について 第16.議案第85号     平成26年度南九州市一般会計補正予算(第9号) 第17.議案第86号     平成26年度南九州市介護保険事業特別会計補正予算(第4号) 第18.議案第87号     平成26年度南九州市簡易水道事業特別会計補正予算(第3号) 第19.議案第88号     平成26年度南九州市公共下水道事業特別会計補正予算(第3号) 第20.議案第89号     平成26年度南九州市水道事業会計補正予算(第2号) 第21.議員派遣の件 第22.常任委員会の閉会中の継続審査の件 第23.議会運営委員会の閉会中の所掌事務調査及び各常任委員会の閉会中の継続調査の件平成26年12月12日 午前10時0分開会 △開議 ○議長(菊永忠行)  これから本日の会議を開きます。    ──────────────────── △日程第1会議録署名議員の指名 ○議長(菊永忠行)  日程第1,会議録署名議員の指名を行います。 会議録署名議員は,会議規則第88条の規定により,議長において森田隆志議員,満留秀昭議員を指名します。    ──────────────────── △日程第2―日程第3          議案第66号―議案第67号一括上程 ○議長(菊永忠行)  日程第2,議案第66号土地改良事業計画変更について及び日程第3,議案第67号土地改良事業の施行についてを一括議題とします。 本件について,産業建設常任委員長の報告を求めます。  [産業建設常任委員長吉永賢三議員登壇] ◎産業建設常任委員長吉永賢三)  皆さん,おはようございます。それでは,産業建設常任委員会に付託された議案第66号及び議案第67号について,審査の経過と結果を報告申し上げます。 委員会は,12月5日に開催し,執行部の出席を求め現地調査を踏まえて審査いたしました。 まず,議案第66号土地改良事業計画変更について申し上げます。本件は,平成22年度に事業着手した団体営農地保全整備事業シラス対策大田尾地区において,土地利用状況営農状況等の変化により事業基本計画を変更し,事業完了年度を26年度から28年度に変更するものであります。 委員から,当初計画より受益面積が減少したにもかかわらず,事業費が増加した要因について質したところ,受益面積の減少は,当初計画より農用地としての機能が見込めなくなった箇所が発生した。 事業費増は,流路工下流部分に流速を落とすため,断面拡大やブロックの設置を行う必要が生じたことと,実施設計における詳細測量の結果,緩勾配な箇所が判明し,計画断面を一部大きくする必要性が生じたことによるとの答弁でありました。 以上,討論はなく,採決の結果,賛成多数で本件は可決すべきものと決定しました。 次に,議案第67号土地改良事業の施行について申し上げます。 本件は,平成27年度から新規土地改良事業として農山漁村活性化プロジェクト支援交付金を活用し,老朽化や断面不足から洪水時に氾濫による被害をもたらしていた頴娃地域郡及び牧之内地区の排水路を整備するものであります。 受益戸数は118戸で,11.7ヘクタールの計画区域内に24路線,延長2,391メートルの排水路整備を30年度までの4年間で実施するものであります。 委員から,本区域は昭和40年代に畑地かんがい事業を実施した地域とのことであるが,なぜ氾濫するのかを質したところ,当時は露地中心の作付体制であったが,ハウス栽培の増加やマルチの普及により降雨時の流量が増加し,断面不足となり,氾濫するようになったとの答弁でありました。 以上,討論はなく,採決の結果,賛成多数で本件は可決すべきものと決定しました。 これで,産業建設常任委員会審査報告を終わります。 ○議長(菊永忠行)  これをもって,産業建設常任委員長審査報告を終わります。 これから,議案第66号土地改良事業計画変更についての委員長報告に対する質疑を行います。質疑はありませんか。  [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(菊永忠行)  質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。 これから,討論を行います。まず,本件に反対者の発言を許します。  [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(菊永忠行)  反対討論なしと認めます。 次に,本件に賛成者の発言を許します。  [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(菊永忠行)  賛成討論なしと認めます。これで討論を終わります。 これから,議案第66号を採決します。この採決は起立によって行います。本件に対する委員長の報告は可決です。本件は委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。  [賛成者起立] ○議長(菊永忠行)  起立多数であります。議案第66号は委員長の報告のとおり可決されました。 次に,議案第67号土地改良事業の施行についての委員長報告に対する質疑を行います。質疑はありませんか。  [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(菊永忠行)  質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。 これから,討論を行います。まず,本件に反対者の発言を許します。  [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(菊永忠行)  反対討論なしと認めます。 次に,本件に賛成者の発言を許します。  [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(菊永忠行)  賛成討論なしと認めます。これで討論を終わります。 これから,議案第67号を採決します。この採決は起立によって行います。本件に対する委員長の報告は可決です。本件は委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。  [賛成者起立] ○議長(菊永忠行)  起立多数であります。議案第67号は委員長の報告のとおり可決されました。    ──────────────────── △日程第4議案第75号知覧特攻平和会館条例の一部を改正する条例の制定について ○議長(菊永忠行)  日程第4,議案第75号知覧特攻平和会館条例の一部を改正する条例の制定についてを議題とします。 本案について,総務常任委員長の報告を求めます。  [総務常任委員長伊瀬知正人議員登壇] ◎総務常任委員長伊瀬知正人)  皆さん,おはようございます。それでは,総務常任委員会に付託された議案第75号知覧特攻平和会館条例の一部を改正する条例の制定について,審査の経過と結果を報告いたします。 委員会は,12月5日に開催し,執行部の説明を求め審査いたしました。 本案は,知覧特攻平和会館音声ガイドシステムタブレット型端末を導入すること等に伴い,タブレット型端末1台につき200円の使用料を設定するものであります。 委員から,タブレット型端末の使い方について質したところ,音声ガイドレシーバーは音声のみの案内であるが,タブレット型端末は音声と同時に映像も見ながら展示資料の解説が受けられ,聴覚障害者も利用できるとの答弁でありました。 委員から,現在のガイドシステム年間利用台数を質したところ,平成25年度は3万5,076台で,過去5年間の平均では年間約3万200台,1日当たり約80台利用されているとの答弁でありました。 以上,討論はなく,採決の結果,賛成多数で本案は原案のとおり可決すべきものと決定しました。 これで,総務常任委員会審査報告を終わります。
    ○議長(菊永忠行)  これをもって,総務常任委員長審査報告を終わります。 これから,委員長報告に対する質疑を行います。質疑はありませんか。  [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(菊永忠行)  質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。 これから,討論を行います。まず,本案に反対者の発言を許します。  [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(菊永忠行)  反対討論なしと認めます。 次に,本案に賛成者の発言を許します。  [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(菊永忠行)  賛成討論なしと認めます。これで討論を終わります。 これから,議案第75号を採決します。この採決は起立によって行います。本案に対する委員長の報告は原案可決です。本案は委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。  [賛成者起立] ○議長(菊永忠行)  起立多数であります。議案第75号は委員長の報告のとおり原案可決されました。    ──────────────────── △日程第5議案第76号南九州市立幼稚園保育料等徴収条例の一部を改正する条例の制定について ○議長(菊永忠行)  日程第5,議案第76号南九州市立幼稚園保育料等徴収条例の一部を改正する条例の制定についてを議題とします。 本案について,文教厚生常任委員長の報告を求めます。  [文教厚生常任委員長蓮子幹夫議員登壇] ◎文教厚生常任委員長蓮子幹夫)  おはようございます。文教厚生常任委員会に付託された議案第76号南九州市立幼稚園保育料等徴収条例の一部を改正する条例の制定について,審査の経過と結果を報告申し上げます。 委員会は,12月5日に開催し,執行部の出席を求め審査いたしました。 本案は,子ども・子育て支援法に基づく子ども・子育て新制度への移行に伴い,保育料を保護者の所得に応じた応能負担に改正しようとするものであります。 現行は,世帯の市民税課税状況に関係なく,一律に定額の月額5,000円の保育料を徴収し,年度内に市民税課税状況に応じて減免措置する規定となっておりましたが,改正後は生活保護世帯及び市民税の非課税世帯,課税世帯の区分ごとに月額保育料を定めようとするもので,生活保護世帯は徴収せず,市民税非課税世帯を3,300円,市民税課税世帯を5,000円にしようとするものであります。 以上,討論はなく,採決の結果,賛成多数で本案は原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 これで,文教厚生常任委員会審査報告を終わります。 ○議長(菊永忠行)  これをもって,文教厚生常任委員長審査報告を終わります。 これから,委員長報告に対する質疑を行います。質疑はありませんか。  [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(菊永忠行)  質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。 これから,討論を行います。まず,本案に反対者の発言を許します。  [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(菊永忠行)  反対討論なしと認めます。 次に,本案に賛成者の発言を許します。  [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(菊永忠行)  賛成討論なしと認めます。これで討論を終わります。 これから,議案第76号を採決します。この採決は起立によって行います。本案に対する委員長の報告は原案可決です。本案は委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。  [賛成者起立] ○議長(菊永忠行)  起立多数であります。議案第76号は委員長の報告のとおり原案可決されました。    ──────────────────── △日程第6議案第77号南九州農業集落排水処理施設条例の一部を改正する条例の制定について ○議長(菊永忠行)  日程第6,議案第77号南九州農業集落排水処理施設条例の一部を改正する条例の制定についてを議題とします。 本案について,産業建設常任委員長の報告を求めます。  [産業建設常任委員長吉永賢三議員登壇] ◎産業建設常任委員長吉永賢三)  産業建設常任委員会に付託された議案第77号南九州農業集落排水処理施設条例の一部を改正する条例の制定について,審査の経過と結果を報告申し上げます。 委員会は,12月5日に開催し,執行部の出席を求め審査いたしました。 本案は,南九州市知覧みずほ住宅団地合併処理浄化槽を南九州市農業集落排水処理施設として管理しようとするもので,これにより南九州市住宅団地合併処理浄化槽の設置及び管理に関する条例及び南九州市住宅団地合併処理浄化槽分担金徴収条例を廃止しようとするものであります。 委員から,農業集落排水処理施設とする理由を質したところ,市で管理している知覧地域公共下水道並びに知覧垂水及び川辺東部の農業集落排水と同様に,みずほ団地集合処理のため,使用料及び管理方法の統一を図りたいとの答弁でありました。 委員から,使用料金について質したところ,これまでは維持管理にかかった経費を戸数割りで徴収していたが,今後は下水道や農業集落排水処理と同様,水道使用量により算定された金額を使用料とするとの答弁でありました。 以上,討論はなく,採決の結果,賛成多数で本件は原案のとおり可決すべきものと決定しました。 これで,産業建設常任委員会審査報告を終わります。 ○議長(菊永忠行)  これをもって,産業建設常任委員長審査報告を終わります。 これから,質疑を行います。質疑はありませんか。  [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(菊永忠行)  質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。 これから,討論を行います。まず,本案に反対者の発言を許します。  [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(菊永忠行)  反対討論なしと認めます。 次に,本案に賛成者の発言を許します。  [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(菊永忠行)  賛成討論なしと認めます。これで討論を終わります。 これから,議案第77号を採決します。この採決は起立によって行います。本案に対する委員長の報告は原案可決です。本案は委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。  [賛成者起立] ○議長(菊永忠行)  起立多数であります。議案第77号は委員長の報告のとおり原案可決されました。    ──────────────────── △日程第7議案第78号平成26年度南九州市一般会計補正予算(第8号) ○議長(菊永忠行)  日程第7,議案第78号平成26年度南九州市一般会計補正予算(第8号)を議題とします。 本案について,各常任委員長の報告を求めます。まず,総務常任委員長の報告を求めます。  [総務常任委員長伊瀬知正人議員登壇] ◎総務常任委員長伊瀬知正人)  総務常任委員会に付託された議案第78号平成26年度南九州市一般会計補正予算(第8号)の所管に属する部分について,審査の経過と結果を報告申し上げます。 委員会は,12月5日に開催し,執行部の出席を求め現地調査を踏まえ審査いたしました。 まず,歳入の主なものについて申し上げます。 国庫支出金総務費国庫補助金は,社会保障税番号制度システム整備費補助金追加補正計上されております。繰入金については,財源調整のため財政調整基金平和基金からの繰入金が増額補正計上されております。諸収入には,熊本市と締結したサテライト川辺に関する協定に基づく地域環境整備協力金が補正計上されております。 次に,歳出の主なものについて申し上げます。 まず,総務費の主なものについて申し上げます。 電算費の一般経費は,社会保障税番号制度の施行に伴う中間サーバー整備に係る負担金を増額補正するものであります。 委員から,中間サーバーの整備にあたり,クラウドの位置を質したところ,クラウドは位置が特定されると危機管理上問題があるので,公表されないとの答弁でありました。 平和会館管理費一般経費は,不足が見込まれる電気料の増額補正と,戦闘機「飛燕」を日本航空協会に返却することになったことにより,「隼」展示室の改修に係る設計委託料追加補正するものであります。 委員から,「隼」展示室の改修の具体的内容について質したところ,平成27年9月に「飛燕」を撤去した後,「隼」展示室から「隼」を移設し,その後,資料展示室及び講話室に改修したいとの答弁でありました。 委員から,展示室の改修設計委託費が割高ではないかと質したところ,展示室については,館の意向を示しながら,ストーリー性展示資料との一体感を演出するデザイン性も加味した設計としているとの答弁でありました。 次に,商工費について申し上げます。 商工総務費一般経費は,商店街活性化対策事業補助金に街路灯のLED化を川辺地域開運夢通り商店街に100基,また頴娃地域の石垣商店街に59基の申請が見込まれること等から増額補正するものであります。 委員から,各商店街の街路灯の価格を質したところ,街路灯の形状等が異なり,開運夢通りは1基当たり6万4,800円,頴娃石垣商店街は1基当たり1万7,280円で計上されているとの答弁でありました。 次に,公債費について申し上げます。 地方債4件分の利率見直しにより,元金償還金については増額補正となり,また利子償還金については減額補正するものであります。 次に,諸支出金について申し上げます。 特定目的基金費地域環境整備事業基金費は,熊本市と締結したサテライト川辺の地元協力に関する協定に基づき,交付される協力金を基金積立金増額補正計上するものであります。 委員から,交付金の算定について説明を求めたところ,11月の開所から来年3月までの売り上げ計画額1億3,845万円の0.5%が協力金として交付されるとのことでありました。 次に,繰越明許費について申し上げます。 総務費の平和会館管理費は,「隼」展示室改修設計委託費について繰り越そうとするものであります。 次に,地方債補正について申し上げます。 粟ヶ窪小学校及び浮辺小学校の大規模改修実施設計委託について,事業費の決定により,借入限度額を減額するものであります。 以上,討論はなく,採決の結果,賛成多数で本案の所管に属する部分は,原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 これで,総務常任委員会審査報告を終わります。 ○議長(菊永忠行)  次に,文教厚生常任委員長の報告を求めます。  [文教厚生常任委員長蓮子幹夫議員登壇] ◎文教厚生常任委員長蓮子幹夫)  文教厚生常任委員会に付託された議案第78号平成26年度南九州市一般会計補正予算(第8号)の所管に属する部分について,審査の経過と結果を報告申し上げます。 委員会は,12月5日に開催し,執行部の出席を求め審査いたしました。 まず,歳入の主なものについて申し上げます。 当初予算計上されていた厚地山ノ尻地区が,地方改善施設整備事業として採択されなかったことなどに伴う衛生費国庫補助金の減額や,児童手当支給見込み額減に伴う民生費国県負担金の減額など,国庫支出金減額補正を行う一方,国民健康保険基盤安定負担金の決定による衛生費県負担金の増額や,頴娃保育園の改築に対する鹿児島県安心子ども基金総合対策事業の採択に伴う民生費県補助金などの増額補正が主なものであります。 次に,歳出の主なものについて申し上げます。 環境衛生費不快害虫対策費は,ヤンバルトサカヤスデの異常発生により,家屋侵入防止薬剤支給申請件数の増大及び異常発生地域の拡大に伴い,薬剤購入及び駆除委託に要する経費を増額補正するものであります。 委員から,薬剤の購入数量について質したところ,ノックダウンダスター,コイレットヤスデガード粉剤の3薬剤を合計で3万3,558キログラム購入するとの答弁でありました。 委員から,薬剤の保管について説明を求めたところ,通常,市の購入分については,各支所に設置してある薬剤保管庫に30箱程度保管し,使用数量に応じて在庫管理を行っている。市民への補助分については,JAの取り扱いであることから,JAが独自に保管しているとのことでありました。 委員から,市民の薬剤購入に関する数量制限は設けていないか質したところ,現在のところ,制限は設けていないとの答弁でありました。 委員会としては,ヤンバルトサカヤスデ薬剤使用については,環境面への配慮や財政面に考慮し,適正かつ適量な使用に関する市民への理解と啓発に努めるよう要望するものであります。 保育所関係費安心子ども基金総合対策事業費は,頴娃保育園改築事業が,鹿児島県安心子ども基金総合対策事業に採択されたことから,改築等に要する経費を補助するものであります。 委員から,補助額の積算等について質したところ,鹿児島県安心子ども基金総合対策事業費補助金交付要綱に基づき,事業所から提出された設計図書の内容,積算を審査した後,事業費を確定し,補助額が決定され,負担割合は県55%,市25%,事業所20%となっているとの答弁でありました。 学校施設整備事業費の小学校施設管理費は,平成27年度の学級編成で九玉小学校,中福良小学校,高田小学校の3校において,1学級ずつ複式学級編成が見込まれることから,複式学習に対するための改修に要する経費等を増額補正するものであります。 委員から,改修内容について説明を求めたところ,可動式カバン棚やスライド式黒板の設置及び電気設備等の改修となっているとのことでありました。 准看護学校管理費の一般経費は,頴娃准看護学校民間移管先選定委員会委員9名分の報償費及び学校敷地3筆の面積確定に要する再測量及び土地地積更正登記業務の委託料を補正計上するものであります。 委員から,准看護学校跡については,教育の場としての活用を前提として,選定委員会は検討していく予定か質したところ,准看護学校として民間移管するため,12月1日から応募の受け付けを開始している。応募があった場合は,9名の委員でプレゼンテーションを経て,審査し選定していくとの答弁でありました。 文化財保護費の伝統的建造物群保存対策事業費は,旧高城家母屋修理工事に係る設計監理委託料の執行残の減額並びに詳細設計の結果,葺替面積の増及び国基準の積算方法への変更により,工事請負費を増額するものであります。 委員から,国基準の積算方法に変更した理由を質したところ,当初予算は,業者見積もりで積算していたが,国,県から全国社寺等屋根工事技術保存会の積算資料に基づいて積算するよう指導があったとの答弁でありました。 給食センター管理運営費の一般経費は,プロパンガス単価の高騰による燃料費の増額補正や九玉小学校及び浮辺小学校の給食用牛乳保冷庫の更新に要する経費を追加補正するものであります。 委員から,故障中の2小学校について現在の対応を質したところ,2校共,学校で使用中の既存の冷蔵庫で対応しているとの答弁でありました。 委員から,保冷庫1台が44万4,000円と高額であるが,児童数が少ないことから,家庭用冷蔵庫で対応できないか質したところ,児童が運搬しやすいように,学年,学級別に箱で保冷する必要があり,2校共に各学年1学級あることから,6段設定の容量が必要なため,家庭用冷蔵庫での対応は困難との答弁でありました。 委員会としては,給食用保冷庫の更新に当たっては,児童,生徒数など学校規模に応じて対処するよう要望するものであります。 次に,繰越明許費について申し上げます。 社会教育費の伝建地区関係費は,旧高城家の住宅改修工事に要する経費で,年度内完成が見込めないことから,工事請負費を繰り越すものであります。 以上,討論はなく,採決の結果,賛成多数で本案の所管に属する部分は,原案のとおり可決すべきものと決定しました。 これで,文教厚生常任委員会審査報告を終わります。 ○議長(菊永忠行)  次に,産業建設常任委員長の報告を求めます。  [産業建設常任委員長吉永賢三議員登壇] ◎産業建設常任委員長吉永賢三)  産業建設常任委員会に付託された議案第78号平成26年度南九州市一般会計補正予算(第8号)の所管に属する部分について,審査の経過と結果を報告申し上げます。 委員会は,12月5日に開催し,執行部の出席を求め審査いたしました。 まず,歳入ついて申し上げます。 歳入については,県支出金において,かごしま園芸産地整備事業の国の直轄事業への載せ替えによる廃止や農地防災事業大田尾地区の割り当て減による補助金の減額,また活動火山周辺地域防災営農対策事業の追加採択による補助金の増額補正が主なものであります。 次に,歳出について申し上げます。 まず,農林水産業費の主なものについて申し上げます。 農業振興費の人・農地プラン作成事業費は,農地地図情報システムの農家台帳データ更新に係る業務委託料等を増額補正するものであります。 委員から,データの更新内容について説明を求めたところ,現在の農地地図情報システムの農地賃貸借情報はデータが古く,農業委員会で利用権設定された最新の農家台帳のデータを取り込むこととしているとのことでありました。 農業振興費の鳥獣被害対策実践事業費は,川辺地域田之頭水利組合が設置予定であった防護フェンスを電気柵に変更したことと,市内3カ所で設置予定の電気柵を廃止したため,補助金を減額補正するものであります。 委員から,電気柵を廃止した理由と今後の対応について説明を求めたところ,設置には団地化が義務づけられていたが,相当規模の団地化が必要で集積が困難となったことから,市単独事業へ変更した。今後の対応としては,高率補助の国庫補助事業で団地化による電気柵設置を推進したいとのことでありました。 茶業振興費の一般経費は,第三者認証制度の取得件数が増加したため,補助金を増額補正するものであります。 委員から,K─GAPとG─GAPの取得件数について質したところ,かごしまの農林水産物認証制度であるK─GAPは,現在52工場で,生産者の半分以上である455名が取得している。 国際的な認証制度であるG─GAPについては,1工場が取得しますが,国内の生産者組織としては初めての認証になるとの答弁でありました。 委員から,取得によるメリット等について説明を求めたところ,お茶については安心・安全の第三者の証明を問屋などの販売先から求められることもある。また,認証されることで生産者一人ひとりの安心・安全に対する意識が高まる点や消費者にPRができる。なお,G─GAP取得は,海外市場進出にあたっての大きなPR材料と捉えているとのことでありました。 茶業振興費の茶園新・改植事業費は,当初,市単独事業茶園新植補助で計画していたが,国の直轄事業に追加採択されたため,補助金全額を減額補正するものであります。 委員から,茶園の新植状況について質したところ,本年度は6.86ヘクタールの新植を実施するが,今後は改植を中心に,高品質化への取り組みに力を入れたいとの答弁でありました。 畜産業振興費の熊ヶ谷放牧場施設改修事業費は,送水用ポンプの経年劣化による不具合等のため工事請負費を追加補正するものであります。 委員から,指定管理者対応でなく,市で対応した理由について説明を求めたところ,基本的に修繕は指定管理者対応としているが,水道施設については,市が設置すべきと捉えている。また,設置後30年経過し,耐用年数を考慮すると,市で対応すべきと判断したとのことでありました。 次に,土木費について申し上げます。 道路橋りょう維持管理費の道路維持費は,市道維持補修業務委託料を増額補正しております。 委員から,委託料に不足が生じた理由について説明を求めたところ,6月の梅雨前線豪雨時において,災害復旧補修分に委託料を多く費やしたため,通常の保守業務委託料が不足したとのことでありました。 社会体育施設管理費の諏訪運動公園管理費は,見込まれる光熱水費の不足分と落雷により被害を受けた加圧ポンプ及び操作盤の取り替えにかかる修繕料を増額しております。 委員から,落雷への対応は考えないのか質したところ,避雷針の設置を含め,水道課と協議して今後の対応策を検討したいとの答弁でありました。 以上,討論はなく,採決の結果,賛成多数で本案の所管に属する部分は,原案のとおり可決すべきものと決定しました。 これで,産業建設常任委員会審査報告を終わります。 ○議長(菊永忠行)  これをもって,各常任委員長審査報告を終わります。 これから,各常任委員長の報告に対する質疑を行います。質疑はありませんか。 ◆議員(内園知恵子)  「隼」の展示室を改修するための補正を組んでおりますが,改修しなければならない大きな理由をお尋ねいたします。 それから,文教厚生委員長には,44万4,000円の保冷庫について,もう少し詳しく御説明お願いします。 ◎総務常任委員長伊瀬知正人)  平和会館に今展示しております「飛燕」,これを日本航空協会のほうに返却しなければならないというのが,今年の7月ごろにありまして,それを受けまして,現在,館の中には4基,戦闘機がございますけれども,そのうちの「疾風」というのもあるのですが,それは非常に希少価値が高いということで,「隼」のほうを今の「飛燕」のところに撤去した後に,移動をしなければいけないといったこと等で,その「隼」を設置,展示している,そこのところに展示室,またそういった関係の委託料が415万円程度ということでございます。理由としては,やはり日本航空協会のほうに返却しなければならない事態に至ったということでございます。 ◎文教厚生常任委員長蓮子幹夫)  44万4,000円については,一番サイズの小さい学校給食を管理する牛乳保冷庫のサイズで,一番小さいものが44万4,000円という当局の説明でありました。 ◆議員(内園知恵子)  普通の冷蔵庫でもいいんじゃないでしょうかという,その辺の絡みをちょっとお願いします。 ○議長(菊永忠行)  しばらく休憩します。午前10時37分休憩───────────午前10時38分開議 ○議長(菊永忠行)  再開します。 ◆議員(内園知恵子)  44万4,000円というような保冷庫を設置するというようなお話でしたが,普通の冷蔵庫でもいいんじゃないかというような意見も上がったということですけれども,その点はどうなりましたでしょうか。お尋ねいたします。 ◎文教厚生常任委員長蓮子幹夫)  再度,説明を申し上げます。 まず最初,委員の中から現況の対応について質しましたところ,現況は家庭用の冷蔵庫で対応ができている状況である。それについて,市が44万4,000円の予算を計上して,わざわざそれをする理由を明確に示していただきたいというふうに,委員のほうから質問が再度なされました。それについては,学校給食の牛乳の配膳,配食も教育の一環と考えているところで,まず子どもたちに自発的に,自動的に,そういうものができるような体制,機器としてさせていただきたい。学年ごとによって,身長の差であったり,体格の差が生じるため,児童の方々が自ら進んで取りに行った場合,その身長に設定した高さが6段階なりの高さで調整をしないといけない。それに対するものについては,家庭用の冷蔵庫では対応の仕方が甚だ難しいのではないかというふうに考えていると。それについて,その対応ができる学校給食の牛乳を保冷するという物品を購入するに当たっては,一番最小限の経費で対応できる。児童生徒数のことも加味しながらの今回の機種の選定でありましたということでありましたので,委員会としては,これから先は,できれば児童数であったり,学級数であるということも最大配慮するべきではないかということの要望まで,先ほどの委員長報告の中には申し上げたところであります。 以上です。 ○議長(菊永忠行)  ほかに質疑はありませんか。 ◆議員(浜田茂久)  委員長報告の中で,准看問題,文教のほうでありますが報告されました。12月から准看護を委託する学校等を募集する段取りの手配という報告であり,さらにそのための測量設計等なされているということでありますが,12月からの執行部の募集に対して,適正な募集がなされているかどうかということの議論はあったかどうかを質する。 ◎文教厚生常任委員長蓮子幹夫)  その点については,ありませんでした。 ○議長(菊永忠行)  ほかに質疑はありませんか。  [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(菊永忠行)  質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。 これから,討論を行います。まず,本案に反対者の発言を許します。  [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(菊永忠行)  反対討論なしと認めます。 次に,本案に賛成者の発言を許します。  [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(菊永忠行)  賛成討論なしと認めます。これで討論を終わります。 これから,議案第78号を採決します。この採決は起立によって行います。本案に対する各常任委員長の報告は原案可決です。本案は各常任委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。  [賛成者起立] ○議長(菊永忠行)  起立多数であります。議案第78号は各常任委員長の報告のとおり原案可決されました。    ──────────────────── △日程第8―日程第9          議案第79号―議案第80号一括上程 ○議長(菊永忠行)  日程第8,議案第79号平成26年度南九州市国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)及び日程第9,議案第80号平成26年度南九州市介護保険事業特別会計補正予算(第3号)を一括議題とします。 本案について,文教厚生常任委員長の報告を求めます。  [文教厚生常任委員長蓮子幹夫議員登壇] ◎文教厚生常任委員長蓮子幹夫)  文教厚生常任委員会に付託された議案第79号及び議案第80号について,審査の経過と結果を報告申し上げます。 委員会は,12月5日に開催し,執行部の出席を求め審査いたしました。 まず,議案第79号平成26年度南九州市国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)について,歳出の主なものを申し上げます。 保険基盤安定繰入金等の決定に伴い,一般被保険者療養給付費,後期高齢者支援金,介護納付金について,一般財源から繰入金へ財源区分変更するとともに,償還金の国庫補助金等返還金は,療養給付費等負担金及び特定健康診査・保健指導負担金について,25年度事業実績に基づく超過交付分を国庫及び県へ返還するため,増額補正するものであります。 次に,歳入につきましては,退職者医療療養給付費等交付金の25年度の実績に基づく精算交付による増額補正,保険基盤安定負担金と財政安定化支援事業に係る一般会計からの法定の繰入金の増額補正,その他繰越金については,国保会計の補正に伴う収支不足分の財源調整として,25年度留保分の繰越金を増額補正するものであります。 以上,討論はなく,採決の結果,賛成多数で本案は原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 次に,議案第80号平成26年度南九州市介護保険事業特別会計補正予算(第3号)について,歳出の主なものについて申し上げます。 総務費の認定審査会事務負担金は,南薩介護保険事務組合の人事異動に伴う職員給与,事務所移転,上半期の認定審査会開催経費などの精算に伴い,市負担金を減額補正するもので,保険給付費の高額介護サービス費,高額介護予防サービス費,高額医療合算介護サービス費については,サービス費に不足が見込まれることから増額補正するものであります。 次に,歳入の主なものについて申し上げます。 保険給付費の増額に伴い,国庫支出金,支払基金交付金,県支出金,基金繰入金を増額補正し,南薩介護保険事務組合の介護認定審査会事務費負担金の減により,一般会計繰入金を減額補正するものであります。 以上,討論はなく,採決の結果,賛成多数で本案は原案のとおり可決すべきものと決定しました。 これで,文教厚生委員会の審査報告を終わります。 ○議長(菊永忠行)  これをもって,文教厚生常任委員長審査報告を終わります。 これから,議案第79号及び議案第80号の委員長報告に対する質疑を一括して行います。質疑はありませんか。  [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(菊永忠行)  質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。 これから,議案第79号及び議案第80号について,一括して討論を行います。まず,本案に反対者の発言を許します。  [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(菊永忠行)  反対討論なしと認めます。 次に,本案に賛成者の発言を許します。  [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(菊永忠行)  賛成討論なしと認めます。これで討論を終わります。 これから,議案第79号平成26年度南九州市国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)を採決します。この採決は起立によって行います。本案に対する委員長の報告は原案可決です。本件は委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。  [賛成者起立] ○議長(菊永忠行)  起立多数であります。議案第79号は委員長の報告のとおり原案可決されました。 次に,議案第80号平成26年度南九州市介護保険事業特別会計補正予算(第3号)を採決します。この採決は起立によって行います。本案に対する委員長の報告は原案可決です。本案は委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。  [賛成者起立] ○議長(菊永忠行)  起立多数であります。議案第80号は委員長の報告のとおり原案可決されました。    ──────────────────── △日程第10―日程第11          議案第81号―議案第82号一括上程 ○議長(菊永忠行)  日程第10,議案第81号平成26年度南九州市簡易水道事業特別会計補正予算(第2号)及び日程第11,議案第82号平成26年度南九州市公共下水道事業特別会計補正予算(第2号)を一括議題とします。 本案について,産業建設常任委員長の報告を求めます。  [産業建設常任委員長吉永賢三議員登壇] ◎産業建設常任委員長吉永賢三)  産業建設常任委員会に付託された議案第81号及び議案第82号について,審査の経過と結果を報告申し上げます。 委員会は,12月5日に開催し,執行部の出席を求め審査をいたしました。 まず,議案第81号平成26年度南九州市簡易水道事業特別会計補正予算(第2号)について申し上げます。 歳出の主なものは,漏水件数の増加に伴う修繕料等を増額補正するほか,建設改良費の非常用発電機設置工事等の執行残に係る工事請負費を減額補正するものであります。 委員から,原材料費の増額について説明を求めたところ,漏水修理については,業者委託としているが,資材については,特殊で高額な製品が多く,修理は急を要することから,市で資材を購入確保しており,修理の際に支給しているとのことでありました。 歳入については,非常用発電機設置工事等の入札執行残や起債の利子,償還金確定に伴う一般会計繰入金及び財政調整基金繰入金の減額補正であります。 以上,討論はなく,採決の結果,賛成多数で本案は原案のとおり可決すべきものと決定しました。 次に,議案第82号平成26年度南九州市公共下水道事業特別会計補正予算(第2号)について申し上げます。 本案は,施設管理費に要する光熱水費の増額補正知覧地域新町地区の助産施設新築に伴う汚水管渠の拡張に要する工事請負費を補正計上するもので,歳入については,前年度繰越金を増額し,一般会計繰入金は減額して調整するものであります。 以上,討論はなく,採決の結果,賛成多数で本案は原案のとおり可決すべきものと決定しました。 これで,産業建設常任委員会審査報告を終わります。 ○議長(菊永忠行)  これをもって,産業建設常任委員長審査報告を終わります。 これから,議案第81号及び議案第82号の委員長報告に対する質疑を一括して行います。質疑はありませんか。  [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(菊永忠行)  質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。 これから,議案第81号及び議案第82号について,一括して討論を行います。まず,本案に反対者の発言を許します。  [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(菊永忠行)  反対討論なしと認めます。 次に,本案に賛成者の発言を許します。  [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(菊永忠行)  賛成討論なしと認めます。これで討論を終わります。 これから,議案第81号平成26年度南九州市簡易水道事業特別会計補正予算(第2号)を採決します。この採決は起立によって行います。本案に対する委員長の報告は原案可決です。本案は委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。  [賛成者起立] ○議長(菊永忠行)  起立多数であります。議案第81号は委員長の報告のとおり原案可決されました。 次に,議案第82号平成26年度南九州市公共下水道事業特別会計補正予算(第2号)を採決します。この採決は起立によって行います。本案に対する委員長の報告は原案可決です。本案は委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。  [賛成者起立] ○議長(菊永忠行)  起立多数であります。議案第82号は委員長の報告のとおり原案可決されました。    ──────────────────── △日程第12陳情第7号消費税10%の増税実施は国に対し延期でなく中止を求める陳情書 ○議長(菊永忠行)  日程第12,陳情第7号消費税10%の増税実施は国に対し延期でなく中止を求める陳情書を議題とします。 本案について,総務常任委員長の報告を求めます。  [総務常任委員長伊瀬知正人議員登壇] ◎総務常任委員長伊瀬知正人)  総務常任委員会に付託された陳情第7号消費税10%の増税実施は国に対し延期でなく中止を求める陳情書について,審査の経過と結果を報告申し上げます。 委員会は,12月5日に開催し,参考人及び執行部の出席を求め,本陳情に対する見解も参考に審査いたしました。 本陳情は,本年4月からの消費税率8%への引き上げにより,経済の悪化を招き,公共料金を初めとする諸物価の値上げや医療,介護,年金の切り下げ等で市民の暮らしが苦しくなっているとのことから,平成29年4月から消費税率を10%に引き上げることを決定したことに対して,消費税10%の増税実施は延期でなく中止を求める意見書を国に対して提出することを求めるものであります。 委員から,社会保障費等の財源や財政再建の観点から,消費税に代わる財源確保について見解を求めたところ,消費税に財源を求めているのが問題であり,応能負担の原則から大企業の優遇税制を改め,272兆円ほどある大企業の内部留保金の一部を充てるべきだとのことでありました。 委員会としては,増大する社会保障費の財源確保と制度の安定的な維持という観点から,消費税を社会保障費の財源に充てる考え方で法制化された制度は堅持すべきで,また市の行財政運営に支障を来すことも考慮すると,現段階で国に中止を求めることに対しては,慎重であるべきとのことから本陳情の願意は妥当と認められないとの見解でありました。 なお,委員から社会保障費の財源確保の面や市の財政運営にも影響が出てくることから消費税率を上げることはやむを得ないのではないかとの反対討論がなされ,採決の結果,賛成者はなく,本陳情は不採択とすべきものと決定しました。 これで,総務常任委員会審査報告を終わります。 ○議長(菊永忠行)  これをもって,総務常任委員長審査報告を終わります。 これから,委員長報告に対する質疑を行います。質疑はありませんか。  [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(菊永忠行)  質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。 これから,討論を行います。まず,本件に賛成者の発言を許します。 ◎議員(内園知恵子)  陳情第7号消費税10%の増税実施は国に対し,延期でなく中止を求める陳情書に対して,賛成の立場から討論いたします。 4月からの消費税8%増税実施で,市民の暮らしも所得が伸びない上に,公共料金や諸物価の値上げで大変です。国民の実質賃金は,15カ月連続で減っていると報道されています。財務省資料は,平成26年度消費税15.3兆円を予算額としていますが,今まで19兆円あった法人税は減税で10兆円になっています。大企業の内部留保は,毎年8.8兆円ほど積み上げられているが,消費税15.3兆円のうち9兆円は,大企業を中心とした減税額の穴埋めになっているのが実態であります。それにもかかわらず,消費税を10%にするというのです。来年10月の消費税10%は先送りされたものの,2017年4月には再び10%増税を確実に実施すると述べております。消費税の10%増税を再び延期することはないと断言しています。とんでもない。これ以上,値上げされたら,どうして暮らしていけばいいのか。どこを削ればいいのかという怒りの声が上がっております。年金は減らされ,茶の価格は低迷し,米価も下落,農業者も大変です。 よって,消費税10%増税実施は,国に対し延期ではなく中止を求めることに賛成の立場を表明し,討論といたします。 ○議長(菊永忠行)  次に,本件に反対者の発言を許します。 ◎議員(西次雄)  陳情第7号消費税10%の増税実施は国に対し延期でなく中止を求める陳情書について,反対の立場で討論します。 増大する社会保障費の財源確保と税収の安定的なという観点から,消費税を社会保障費の財源に充てる考え方で法制化された制度であります。本市の行財政運営にも支障を来すことも考慮すると,消費税を上げることは,やむを得ないと考えます。 よって,本陳情書には反対いたします。 ○議長(菊永忠行)  ほかに,討論はありませんか。  [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(菊永忠行)  討論なしと認めます。これで討論を終わります。 これから,陳情第7号を採決します。この採決は起立によって行います。この陳情に対する委員長の報告は不採択です。陳情第7号は,採択することに賛成の方は起立願います。  [賛成者起立] ○議長(菊永忠行)  起立少数であります。陳情第7号は不採択とすることに決定しました。    ──────────────────── △日程第13陳情第6号手話言語法制定を求める意見書の提出を求める陳情書 ○議長(菊永忠行)  日程第13,陳情第6号手話言語法制定を求める意見書の提出を求める陳情書を議題とします。 本件について,文教厚生常任委員長の報告を求めます。  [文教厚生常任委員長蓮子幹夫議員登壇] ◎文教厚生常任委員長蓮子幹夫)  文教厚生常任委員会に付託された陳情第6号手話言語法制定を求める意見書の提出を求める陳情書についての審査の経過と結果を報告申し上げます。 委員会は,12月5日に開催し,執行部の出席を求め,本陳情に対する見解も参考に審査いたしました。 本陳情は,平成18年12月に採択された国連の障害者権利条約において,手話は言語であることが明記され,日本政府は本条約の批准に向けての国内法の整備を進め,23年8月に障害者基本法を改正していることから,手話が音声言語と対等な言語であることを広く国民に広め,聞こえない子どもが手話を身につけ,手話で学べ,自由に手話が使え,さらには手話を言語として普及,研究することのできる環境整備を目的とした「(仮称)手話言語法」を制定するよう,国に対し働きかけることを求めるものであります。 審査にあたり,執行部へ本市の状況等について説明を求めたところ,身体障害者手帳所持者の聴覚障害者は204人登録されているが,日常的に手話を活用している人は把握されていない。また,手話を学ぶ機会として,社会福祉協議会が毎年開催している手話教室があり,教室の修了者は登録されているが,手話通訳士としての資格を取得しているかは把握できていない。手話通訳士は全国でわずか3,000名程度と不足しており,災害や緊急時の対応のためにも,手話通訳士の育成が大きな課題となっているとのことでありました。 委員から,市の窓口における聴覚障害者への対応状況について説明を求めたところ,手話通訳の資格を持った職員による対応ができないことから,筆談により対応しているとのことでありました。 委員会としては,手話は聴覚障害者の方にとっては,日常的な言語でコミュニケーションや緊急時に必要であり,また聴覚障害に対する理解を深め,健常者も含め手話を学ぶ機会を担保するなどの環境を整備することは時代の流れでもあり,「(仮称)手話言語法」の制定は,共生,協働の社会を築いていくためにも重要であるとの見解から,本陳情の願意は妥当と認め,討論はなく,採決の結果,賛成多数で採択すべきものと決定いたしました。 これで,文教厚生常任委員会審査報告を終わります。 ○議長(菊永忠行)  これをもって,文教厚生常任委員長審査報告を終わります。 これから,委員長報告に対する質疑を行います。質疑はありませんか。  [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(菊永忠行)  質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。 これから,討論を行います。まず,本件に反対者の発言を許します。  [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(菊永忠行)  反対討論なしと認めます。 次に,本件に賛成者の発言を許します。  [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(菊永忠行)  賛成討論なしと認めます。これで討論を終わります。 これから,陳情第6号を採決します。この採決は起立によって行います。この陳情に対する委員長の報告は採択です。陳情第6号を採択することに,賛成の方は起立願います。  [賛成者起立] ○議長(菊永忠行)  起立多数であります。陳情第6号は採択することに決定しました。 しばらく休憩します。午前11時6分休憩───────────午前11時7分開議 ○議長(菊永忠行)  再開します。 ただいま文教厚生常任委員会蓮子幹夫委員長から,発委第4号「手話言語法(仮称)」制定を求める意見書が提出されました。 これを日程に追加し,追加日程第1として議題としたいと思います。御異議ありませんか。  [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(菊永忠行)  異議なしと認めます。発委第4号を日程に追加し,追加日程第1として議題とすることに決定しました。    ──────────────────── △追加日程第1発委第4号「手話言語法(仮称)」制定を求める意見書の提出について ○議長(菊永忠行)  追加日程第1,発委第4号「手話言語法(仮称)」制定を求める意見書の提出についてを議題とします。 本案について,趣旨説明を求めます。文教厚生常任委員長蓮子幹夫) 発委第4号「手話言語法(仮称)」制定を求める意見書の提出について,趣旨説明を申し上げます。 先ほど陳情第6号は採択されましたので,これによりお手元に配付しました意見書を関係機関に提出しようとするものであります。 提出先は,内閣総理大臣であります。よろしく御審議くださるようお願い申し上げます。 ○議長(菊永忠行)  これをもって,趣旨説明を終わります。 これから,質疑を行います。質疑はありませんか。  [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(菊永忠行)  質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。 お諮りします。本案について,会議規則第37条第3項の規定により,委員会付託を省略したいと思います。御異議ありませんか。  [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(菊永忠行)  異議なしと認めます。本案については,委員会付託を省略することに決定しました。委員会の付託を省略します。 これから,討論を行います。まず,本案に反対者の発言を許します。  [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(菊永忠行)  反対討論なしと認めます。 次に,本案に賛成者の発言を許します。  [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(菊永忠行)  賛成討論なしと認めます。これで討論を終わります。 これから,発委第4号を採決します。この採決は起立によって行います。本案は原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。  [賛成者起立] ○議長(菊永忠行)  起立多数であります。発委第4号は原案のとおり可決されました。 ここで,しばらく休憩します。午前11時11分休憩───────────午前11時20分開議 ○議長(菊永忠行)  再開します。    ──────────────────── △日程第14議案第83号南九州市名誉市民の称号を贈ることについて ○議長(菊永忠行)  日程第14,議案第83号南九州市名誉市民の称号を贈ることについてを議題とします。 本件について,提出理由の説明を求めます。 ◎市長(霜出勘平)  議案第83号南九州市名誉市民の称号を贈ることについて,御説明を申し上げます。 南九州市知覧町出身で,青色発光ダイオードを世界で初めて開発し,実用化の道を開かれた赤﨑勇氏は,その功績が認められ,2014年ノーベル物理学賞を受賞されました。このことは,本市にとっても,大変誇りであり,本市の名誉を高め,市民に大きな希望と自信を与えるものであります。その功績と栄誉を称え,南九州市名誉市民条例に基づき,同氏に南九州市名誉市民の称号を贈ることについて,議会の議決を求めるものであります。御審議のほどよろしくお願いいたします。 ○議長(菊永忠行)  これをもって,提出理由の説明を終わります。 これから,質疑を行います。質疑はありませんか。  [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(菊永忠行)  質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。 お諮りします。議案第83号について,会議規則第37条第3項の規定により,委員会付託を省略したいと思います。御異議ありませんか。  [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(菊永忠行)  異議なしと認めます。議案第83号については,委員会付託を省略することに決定しました。委員会の付託を省略します。 これから,討論を行います。まず,本件に反対者の発言を許します。  [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(菊永忠行)  反対討論なしと認めます。 次に,本件に賛成者の発言を許します。
    ◎議員(蔵元慎一)  本件に賛成の立場から,この赤﨑勇さんの受賞に関しては,経歴は申し分なく,ノーベル賞という世界で一番の賞をとられております。南九州市としても,市政を施きまして,最初の受賞者ということになります。南九州市でもこんな名誉なことはないというふうに考えます。よって,今回の議案に対して賛成をいたします。 ○議長(菊永忠行)  ほかに討論はありませんか。  [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(菊永忠行)  これで討論を終わります。 これから,議案第83号を採決します。この採決は起立によって行います。本件はこれを可決することに賛成の方は起立願います。  [賛成者起立] ○議長(菊永忠行)  起立多数であります。議案第83号は可決されました。    ──────────────────── △日程第15議案第84号南九州市長及び副市長の給与等に関する条例等の一部を改正する条例の制定について ○議長(菊永忠行)  日程第15,議案第84号南九州市長及び副市長の給与等に関する条例等の一部を改正する条例の制定についてを議題とします。 本案について,提案理由の説明を求めます。 ◎市長(霜出勘平)  議案第84号南九州市長及び副市長の給与等に関する条例等の一部を改正する条例の制定について,御説明を申し上げます。 人事院は職種別民間給与実態調査により,本年の春季賃金改定において,ベースアップを実施した民間事業所の割合が昨年より10ポイント程度増加するなど,賃金の引き上げを図る傾向がみられ,本年の4月分の月例給について,平均1,090円0.27%民間給与が国家公務員給与を上回ることとなることから,平成19年以来,7年ぶりに月例給の引き上げを勧告いたしました。その月例給の改定につきましては,世代間の給与配分の観点から,若年層に重点を置きながら,俸給表の水準を引き上げるものであります。 また,特別給においても,民間事業所における好調な支給状況を反映して,民間が公務を0.17月上回っており,7年ぶりに0.15月の引き上げを勧告いたしました。国はこの勧告を受け,10月7日の閣議で人事院勧告どおり実施することを決定いたしました。本市もこの内容に準じて,改正を行うものであります。 改正内容につきましては,今年,人事院勧告に準拠し,市長,副市長,教育長及び市議会議員の期末手当の支給率を0.15月分引き上げ,年間支給率を3.1月分にするものであります。 また,職員の給与につきましては,勤勉手当の支給率を0.15月分引き上げ,期末勤勉手当合計の年間支給率を4.10月にすることと,給料月額を平均0.28%引き上げること及び通勤手当を人事院勧告に準じて引き上げるものでございます。なお,本年の人事院勧告では,給与制度について,3年計画で総合的見直しを行うこととなっております。これにつきましては,平成27年4月1日から適用させる給料表の改定等が含まれておりますが,調整にしばらく時間が必要なことから,3月定例議会に提案させていただきたいと考えております。 以上,御説明申し上げましたが,御審議のほどよろしくお願いを申し上げます。 ○議長(菊永忠行)  これをもって,提案理由の説明を終わります。 これから,質疑を行います。質疑はありませんか。  [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(菊永忠行)  質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。 お諮りします。議案第84号については,会議規則第37条第3項の規定により,委員会付託を省略したいと思います。御異議ありませんか。  [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(菊永忠行)  異議なしと認めます。議案第84号については,委員会付託を省略することに決定しました。委員会の付託を省略します。 これから,討論を行います。まず,本案に反対者の発言を許します。 ◎議員(内園知恵子)  議案第84号南九州市長及び副市長の給与等に関する条例等の一部を改正する条例の制定について,反対の立場から討論をいたします。 職員の若年層に対しての賃金の値上げについては賛成ですが,市長,副市長,教育長,市会議員に対しての報酬については,消費税8%の値上げで苦しんでいる市民の皆さんに,理解が得られないと考えます。よって,反対といたします。 ○議長(菊永忠行)  次に,本案に賛成者の発言を許します。  [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(菊永忠行)  賛成討論なしと認めます。ほかに討論はありませんか。 ◎議員(亀甲俊博)  私は,この条例の一部に反対する立場から討論をいたします。 公務員は,労働基本権の一部が制約されており,民間企業等の従業員と異なり,労使交渉により給与等の勤務条件を決定することができません。この代償措置として,人事院勧告制度が設けられております。平成26年10月7日付,総務大臣から地方公務員の給与改定を行うに当たって,適切に処理されるよう,県内の市町村に対しても併せて周知させるようお願いしますと,通知文が県にも出されている。これに基づく給与改定,本条例の第3条については大賛成でありますが,1条,2条,第4条については,地方にアベノミクスの効果も見られず,地方経済は疲弊しております。お茶農家も廃業に追い込まれて,何軒もやめられているという話も聞いております。 また,消費税10%増税の中止も陳情が出されております。市民の現状を考えると,理解を得られないと考えるところです。したがいまして,第1条,第2条,第4条については,反対をいたします。 ○議長(菊永忠行)  ほかに討論はありませんか。  [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(菊永忠行)  これで討論を終わります。 これから,議案第84号を採決します。この採決は起立によって行います。本案は原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。  [賛成者起立] ○議長(菊永忠行)  起立多数であります。議案第84号は原案のとおり可決されました。    ──────────────────── △日程第16議案第85号南九州一般会計補正予算(第9号) ○議長(菊永忠行)  日程第16,議案第85号平成26年度南九州市一般会計補正予算(第9号)を議題とします。 本案について,提案理由の説明を求めます。 ◎市長(霜出勘平)  議案第85号平成26年度南九州市一般会計補正予算(第9号)について,御説明を申し上げます。 今回の補正は,平成26年人事院勧告により国家公務員の給与水準の改定等が行われることから,職員等の人件費をこれに準じて補正しようとするもの及び名誉市民に関する経費について補正しようとするものでございます。 歳入歳出予算の補正につきましては,歳入歳出にそれぞれ2,832万6,000円を追加し,予算の総額を217億7,419万1,000円にしようとするものであります。人事院勧告に伴う補正につきましては,国家公務員の給料表について,平均0.3%引き上げること及び勤勉手当の支給割合を引き上げること等の内容を踏まえ,市長,副市長,教育長及び議員の期末手当と職員の給料表の改定,勤勉手当の支給割合及び通勤手当を引き上げる関係条例の改正によるものであります。 実施方法につきましては,本年12月から期末手当等の支給割合を引き上げるとともに,本年4月からの給与及び通勤手当に影響する額を調整しようとするものであります。 歳出につきましては,これらの内容を反映させまして,関係する議会費から教育費までを今後の執行見込みを踏まえて補正するとともに,特別会計の給与改定に伴う経費について,関連する繰出金を計上して,会計間の調整を行ったもの等であります。 また,総務費では本市知覧町の御出身で,青色LEDの開発により,ノーベル物理学賞を受賞されました赤﨑勇氏に,名誉市民の称号を贈ることに伴う関連経費を計上いたしたところであります。 歳入につきましての財政調整基金繰入金を増額して,調整しようとするものであります。また,第2条は,名誉市民に関する経費について,翌年度に繰り越しての執行が見込まれることから,繰越明許費の設定を行うものであります。 以上,御説明申し上げましたが,御審議のほどよろしくお願いいたします。 ○議長(菊永忠行)  これをもって,提案理由の説明を終わります。 これから,質疑を行います。質疑はありませんか。  [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(菊永忠行)  質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。 お諮りします。議案第85号については,会議規則第37条第3項の規定により,委員会付託を省略したいと思います。御異議ありませんか。  [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(菊永忠行)  異議なしと認めます。議案第85号については,委員会付託を省略することに決定しました。委員会の付託を省略します。 これから,討論を行います。まず,本案に反対者の発言を許します。  [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(菊永忠行)  反対討論なしと認めます。次に,本案に賛成者の発言を許します。  [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(菊永忠行)  賛成討論なしと認めます。これで討論を終わります。 これから,議案第85号を採決します。この採決は起立によって行います。本案は原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。  [賛成者起立] ○議長(菊永忠行)  起立多数であります。議案第85号は原案のとおり可決されました。    ──────────────────── △日程第17―日程第20          議案第86号―議案第89号一括上程 ○議長(菊永忠行)  日程第17,議案第86号平成26年度南九州市介護保険事業特別会計補正予算(第4号)から日程第20,議案第89号平成26年度南九州市水道事業会計補正予算(第2号)までの以上4件を一括議題とします。 本案について,提案理由の説明を求めます。 ◎市長(霜出勘平)  議案第86号から第89号までを御説明を申し上げます。 まず,議案第86号平成26年度南九州市介護保険事業特別会計補正予算(第4号)について,御説明を申し上げます。 歳入歳出予算の補正につきましては,歳入歳出にそれぞれ84万1,000円を追加し,予算の総額を47億6,821万3,000円にしようとするものであります。歳出につきましては,人事院勧告に準じて,職員人件費を増額するものであります。歳入につきましては,職員人件費に対する国・県支出金と市町村負担分につきましては,一般会計からの繰入金を増額するものであります。 続きまして,議案第87号平成26年度南九州市簡易水道事業特別会計補正予算(第3号)について,御説明を申し上げます。 歳入歳出予算の補正につきましては,歳入歳出にそれぞれに47万2,000円を追加し,予算の総額を2億7,252万2,000円にしようとするものであります。歳出につきましては,人事院勧告に伴う職員人件費を増額しようとするもので,歳入につきましては,財政調整基金,繰入金を増額して調整するものであります。 次に,議案第88号平成26年度南九州市公共下水道事業特別会計補正予算(第3号)について,御説明を申し上げます。 歳入歳出予算の補正につきましては,歳入歳出にそれぞれに9万1,000円を追加し,予算の総額を1億7,206万3,000円にしようとするものであります。歳出につきましては,人事院勧告に伴う職員人件費を増額するもので,歳入につきましては,一般会計からの繰入金を増額して調整しようとするものであります。 最後に,議案第89号平成26年度南九州市水道事業会計補正予算(第2号)について,御説明を申し上げます。 今回の補正は,人事院勧告に伴う職員人件費について補正するものであります。補正予算第2条につきましては,当初予算第3条に定めた収益的支出の予定額を88万1,000円増額し,4億5,610万4,000円にしようとするものであります。補正予算第3条につきましては,当初予算第8条に定めた職員給与費の予定額を88万1,000円増額し,9,828万9,000円にしようとするものであります。 以上,4件につきまして御説明申し上げましたが,御審議のほどよろしくお願いを申し上げます。 ○議長(菊永忠行)  これをもって,提案理由の説明を終わります。 これから,議案第86号から議案第89号までの以上4件についての質疑を一括して行います。質疑はありませんか。  [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(菊永忠行)  質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。 お諮りします。議案第86号から議案第89号までの以上4件については,会議規則第37条第3項の規定により,委員会付託を省略したいと思います。御異議ありませんか。  [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(菊永忠行)  異議なしと認めます。議案第86号から議案第89号までの以上4件については,委員会付託を省略することに決定しました。委員会の付託を省略します。 これから,議案第86号から議案第89号までの以上4件についての討論を一括して行います。本案に反対者の発言を許します。  [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(菊永忠行)  反対討論なしと認めます。次に,本案に賛成者の発言を許します。  [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(菊永忠行)  賛成討論なしと認めます。これで討論を終わります。 これから,議案第86号平成26年度南九州市介護保険事業特別会計補正予算(第4号)を採決します。この採決は起立によって行います。本案は原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。  [賛成者起立] ○議長(菊永忠行)  起立多数であります。議案第86号は原案のとおり可決されました。 次に,議案第87号平成26年度南九州市簡易水道事業特別会計補正予算(第3号)を採決します。この採決は起立によって行います。本案は原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。  [賛成者起立] ○議長(菊永忠行)  起立多数であります。議案第87号は原案のとおり可決されました。 次に,議案第88号平成26年度南九州市公共下水道事業特別会計補正予算(第3号)を採決します。この採決は起立によって行います。本案は原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。  [賛成者起立] ○議長(菊永忠行)  起立多数であります。議案第88号は原案のとおり可決されました。 次に,議案第89号平成26年度南九州市水道事業会計補正予算(第2号)を採決します。この採決は起立によって行います。本案は原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。  [賛成者起立] ○議長(菊永忠行)  起立多数であります。議案第89号は原案のとおり可決されました。    ──────────────────── △日程第21議員派遣の件 ○議長(菊永忠行)  日程第21,議員派遣の件を議題とします。 お諮りします。会議規則第167条第1項及び第2項の規定により,お手元に配付のとおり議員を派遣することにしたいと思います。御異議ありませんか。  [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(菊永忠行)  異議なしと認めます。議員の派遣については,お手元に配付のとおりとすることに決定しました。    ──────────────────── △日程第22常任委員会の閉会中の継続審査の件 ○議長(菊永忠行)  日程第22,常任委員会の閉会中の継続審査の件を議題とします。 総務常任委員長から,委員会において審査中の事件について,会議規則第111条の規定によって,お手元に配付しました申出書のとおり閉会中の継続審査の申し出があります。 お諮りします。委員長から申し出のとおり,閉会中の継続審査とすることに御異議ありませんか。  [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(菊永忠行)  異議なしと認めます。したがって,総務常任委員長から申し出のとおり,閉会中の継続審査とすることに決定しました。    ──────────────────── △日程第23議会運営委員会の閉会中の所掌事務調査及び各常任委員会の閉会中の継続調査の件 ○議長(菊永忠行)  日程第23,議会運営委員会の閉会中の所掌事務調査及び各常任委員会の閉会中の継続調査の件を議題とします。 議会運営委員長から所掌事務のうち,会議規則第111条の規定により,お手元に配付しました議会運営に関する事項及び議長の諮問に関する事項,並びに各常任委員長から所管事務のうち,会議規則第111条の規定によりお手元に配付しました調査中の事件について,閉会中の継続調査の申し出があります。 お諮りします。各常任委員長からの申し出のとおり,閉会中の継続調査とすることに御異議ありませんか。  [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(菊永忠行)  異議なしと認めます。各委員長から申し出のとおり,閉会中の継続調査とすることに決定しました。    ──────────────────── △閉会 ○議長(菊永忠行)  これで,本日の日程は全部終了しました。 会議を閉じます。 平成26年第5回南九州市議会定例会を閉会します。午前11時45分閉会「手話言語法(仮称)」制定を求める意見書 手話とは,日本語を音声ではなく手や指,体などの動きや顏の表情を使う独自の語彙や文法体系をもつ言語である。手話を使うろう者にとって,聞こえる人たちの音声言語と同様に,大切な情報獲得とコミュニケーションの手段として大切に守られてきている。 平成18年12月に採択された国連の障害者権利条約には,「手話は言語」であることが明記されている。 障害者権利条約の批准に向けて日本政府は国内法の整備を進め,平成23年8月に改正された「障害者基本法」では「全ての障害者は,可能な限り,言語(手話を含む。)その他の意思疎通のための手段についての選択の機会が確保される」と定められている。 また,同法第22条では国・地方公共団体に対して障害者の意思疎通のための情報保障の施策を義務づけています。 よって国におかれては,下記事項に取り組まれるよう強く要望する。記 手話が音声言語と対等な言語であることを広く国民に広め,聴覚障害者が手話を身につけ,手話で学べ,自由に手話が使え,更には手話を言語として普及,研究することのできる環境整備を目的とした「手話言語法(仮称)」を制定すること。 以上,地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。  平成26年12月12日鹿児島県南九州市議会内閣総理大臣  殿...